MTG昔話 第1話 「15年半前の出会い」
2009年6月15日コメント (2)さてさて…
今回から数回に渡りMTG黎明期のお話を薄れかかった記憶をたどって書いていこうと思っています。
人生の半分を占めているMTG。記憶を記録していく意味も込めて、出来る限り細かい部分まで描写していきます。
大した内容ではありませんので適当に読み流しでお願いします~
今から遡る事、約15年半前の1993年10月頃
当時私は、アメリカの高校に留学しておりその日は何かの買い物がてらに、ショッピングモールに出かけた記憶があります。
その帰り道…
日本では見慣れない、カードを専門に扱うお店を発見しました。
当時の日本ではカード専門店などまず存在してなく、私も最初見た時は何のお店か全くわかりませんでした(※1)
そもそも留学中でお金もほとんど無く、こんなオモチャを買ってる場合ではなかったのですが(※2)、やたらとそのお店の店主?が勧めてくるので仕方なく10パックほど購入する羽目に…
それが私とMTGの最初の出会いでした。
購入したのはMTGの基本セット第1版(今で言うベータ版ですね)
当時の価格で約2ドルだった気がします。
帰宅してパックを開けてはみるものの…
そもそも私が購入したのはブースターパックだったため、まずルールが全然解りません(※3)
そこで翌日になって再度そのお店を訪ね、店主にルールを教えてくれと頼んでみました。
ところが、店主もルールを知らないらしく(ルールも知らないくせに面白いとか言って売るなよ!)
そこで仕方が無いのでスターターBOXを購入して説明書を読んでみる事にしました。
しかし!
どうやらこのゲーム、遊ぶ為には最低2人以上という事が判明してしまったのです…
こうなってしまっては、無理やりにでも誰かを誘い込んで遊ぶしかありません。
だめもとで友人を誘ってみましたがやはり誰も乗ってきません・・・
「こうなっては止むを得ない…、あの店主に責任を取らせるしかない!」
そう考えた私はもう一度店に行き、店主に「遊ぶ相手がおらんしお前も買え!」と言って無理やり誘ったのを今でも覚えています。
それから少しの時間が流れ・・・
1993年末~1994初頭
その頃にはお店にも少しずつですが、MTGを購入していくお客さんが増加しつつありました。
しかし!そこで思わぬ問題が発生したのです!
そもそも私と店主が始めたのはMTG第1版だったので問題はなかったのですが
後発組に深刻な問題が出てきたのです。
後発組は第1版をほとんど購入せず(というか在庫がなかったんですね・・・)、その後に発売された追加パック「アラビアンナイト」を大量に購入していました。
ところが、この「アラビアンナイト」、パックをいくら開けても基本土地が出てこないんです(※4)
私も店主もそんなに基本地形を大量に所有していた訳ではないのですが、後発組は交換して欲しいと言ってくるんです。
当時の交換レートなんてあって無いようなもの。
単純な話、お店で人気があるカードが高価なのです。
当然、基本土地が人気があるのならば基本土地が高額になります。
ですので、当時はお店では今では考えられないような恐ろしいトレードが頻繁に行われていました…(※5)
まあその後すぐ第2版(UN版)が販売されたので土地問題は無事解決しました(※6)
これがすべての始まりですねw
次回に続く
※1 当時私が住んでいた地域ではカード専門店はありませんでしたが、もしかしたら首都圏などにはスポーツカードを専門に扱うお店もあったかもしれません。
※2 カードどころか毎日の食費にも事欠くありさまでした・・・
※3 今と違いインターネットは未発達だったため、情報を入手する手段が限られていました。
※4 アラビアンナイトは基本土地「山」だけは出ます・・・が、そんなに数は出ません
※5 基本地形10枚でALEX4枚を含むアラビアンの土地10枚と交換した記憶が…
※6 これまた店主に騙され、「新セットが出たぜ!」と言われ喜び勇んで購入してみると・・・
「全部前と同じじゃねえかあああああああああああ」という事態に・・・
今回から数回に渡りMTG黎明期のお話を薄れかかった記憶をたどって書いていこうと思っています。
人生の半分を占めているMTG。記憶を記録していく意味も込めて、出来る限り細かい部分まで描写していきます。
大した内容ではありませんので適当に読み流しでお願いします~
今から遡る事、約15年半前の1993年10月頃
当時私は、アメリカの高校に留学しておりその日は何かの買い物がてらに、ショッピングモールに出かけた記憶があります。
その帰り道…
日本では見慣れない、カードを専門に扱うお店を発見しました。
当時の日本ではカード専門店などまず存在してなく、私も最初見た時は何のお店か全くわかりませんでした(※1)
そもそも留学中でお金もほとんど無く、こんなオモチャを買ってる場合ではなかったのですが(※2)、やたらとそのお店の店主?が勧めてくるので仕方なく10パックほど購入する羽目に…
それが私とMTGの最初の出会いでした。
購入したのはMTGの基本セット第1版(今で言うベータ版ですね)
当時の価格で約2ドルだった気がします。
帰宅してパックを開けてはみるものの…
そもそも私が購入したのはブースターパックだったため、まずルールが全然解りません(※3)
そこで翌日になって再度そのお店を訪ね、店主にルールを教えてくれと頼んでみました。
ところが、店主もルールを知らないらしく(ルールも知らないくせに面白いとか言って売るなよ!)
そこで仕方が無いのでスターターBOXを購入して説明書を読んでみる事にしました。
しかし!
どうやらこのゲーム、遊ぶ為には最低2人以上という事が判明してしまったのです…
こうなってしまっては、無理やりにでも誰かを誘い込んで遊ぶしかありません。
だめもとで友人を誘ってみましたがやはり誰も乗ってきません・・・
「こうなっては止むを得ない…、あの店主に責任を取らせるしかない!」
そう考えた私はもう一度店に行き、店主に「遊ぶ相手がおらんしお前も買え!」と言って無理やり誘ったのを今でも覚えています。
それから少しの時間が流れ・・・
1993年末~1994初頭
その頃にはお店にも少しずつですが、MTGを購入していくお客さんが増加しつつありました。
しかし!そこで思わぬ問題が発生したのです!
そもそも私と店主が始めたのはMTG第1版だったので問題はなかったのですが
後発組に深刻な問題が出てきたのです。
後発組は第1版をほとんど購入せず(というか在庫がなかったんですね・・・)、その後に発売された追加パック「アラビアンナイト」を大量に購入していました。
ところが、この「アラビアンナイト」、パックをいくら開けても基本土地が出てこないんです(※4)
私も店主もそんなに基本地形を大量に所有していた訳ではないのですが、後発組は交換して欲しいと言ってくるんです。
当時の交換レートなんてあって無いようなもの。
単純な話、お店で人気があるカードが高価なのです。
当然、基本土地が人気があるのならば基本土地が高額になります。
ですので、当時はお店では今では考えられないような恐ろしいトレードが頻繁に行われていました…(※5)
まあその後すぐ第2版(UN版)が販売されたので土地問題は無事解決しました(※6)
これがすべての始まりですねw
次回に続く
※1 当時私が住んでいた地域ではカード専門店はありませんでしたが、もしかしたら首都圏などにはスポーツカードを専門に扱うお店もあったかもしれません。
※2 カードどころか毎日の食費にも事欠くありさまでした・・・
※3 今と違いインターネットは未発達だったため、情報を入手する手段が限られていました。
※4 アラビアンナイトは基本土地「山」だけは出ます・・・が、そんなに数は出ません
※5 基本地形10枚でALEX4枚を含むアラビアンの土地10枚と交換した記憶が…
※6 これまた店主に騙され、「新セットが出たぜ!」と言われ喜び勇んで購入してみると・・・
「全部前と同じじゃねえかあああああああああああ」という事態に・・・
コメント
こんなブログでも読んでいただいてる方がいらっしゃるなんて感激です!
この昔話は以前別ブログで掲載していた物なのですが順次UPしていきます。
またリンクありがとうございます。